ケータイ小説 野いちご

それから。〜不機嫌な先輩と不器用恋愛〜

これぞ青春




放課後、わたしはスケッチブックを抱えて美術室へ向かった。


美術部員として初めての参加。


どきどきする。


がらがらと美術室の戸を開けると、ロングヘアの先輩がこちらに顔を向けた。


「あれ?新入部員さん?」


そう言って、にっこりと微笑む。


わぁ。


きれいな人。


同じ女性なのに、一瞬見とれてしまった。


「あ、はい。一年の河合ひなです。これからよろしくお願いします!」


勢いよく頭を下げると。


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