優を部屋に見送った後、沖田は星を眺めていた。

俺…
初めて守りたいと思った。

さっき優の頭を撫でた手を空にかざした。

町で彼女を見た時はとても不思議な感じがした。

服装がじゃない…

不安そうにしてるのに、目はしっかりと前を見ている彼女を見て、心の強さを感じたんだ。

普通なら格好が怪しいからすぐ声を掛けるのに…

俺は彼女をしばらく見ていた…。

くすっ。

土方さんに知られたら怒られるだろうなぁ〜。