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………あれ?
痛くない…。


つぶっていた目をゆっくり開けてみる。

優「………えっ?ここ、どこ?」

優は自分の周りの景色を見て驚いた。

背の高い木に囲まれ、地面もコンクリートではなく土だ。

そして色々と思い返してみる。

さっきまで自分がいたのは、大きな桜の木がある公園の入口で…。
道路に猫がいて、トラックが突っ込んで…

はっ!?

優「結愛!?」

急いでベビーカーの中を見ると、

結「…Zzz」

優「…寝てるし…」

結愛の寝顔を見て、一気に力が抜けたのか、その場に座り混んだ。