こんなこと
共感してくれるひとがいる
とは思わなかった。


「美佳口軽そうやけ
二人だけの秘密にしとかん?」


彩織が言った


「そうやね
あの子絶対口軽い」


二人でわらいあった


「それかわいい!!」


彩織があたしの鞄についている
マスコットを指差した


「あたしキティちゃん好きなんよね」


「うちも!」


また共通した


なんとなくだけど
彩織とは合いそうな
きがした