そう、あたしは


‘クスリ’


にすがっていた
弱い人間だった


あのころの
あたしがハマっていたのは・・・







シンナー







何よりも大事な
謙介と
常に同じでありたかったから

という理由で始めた


そして―――
止められない
止めたくない
クスリはあたしにとって
なくてはならない
存在になっていた