「花梨早くッ」

私は夏風七海。今大親友の花梨を待っている所。

私と七海のクラスでは今、王様ゲームが流行っている。で今から始めるんだけど、花梨は用意をするのが遅いからいっつも待たされちゃうの…

まっ私は待つの嫌いじゃないんだけどね♪
「花梨お前また七海を待たせてるな」

あっあれは花梨の幼馴染みの中川拓哉!

そして、もうクラスメート全員に知られている花梨の好きな人。

そして、そんな中川は、花梨のことが好き。だって七海以外このことクラスの全員が知ってるわ。

「ぅ、うるさいな」

あ~あ花梨ってば照れちゃって…

顔が真っ赤。

「七海もよくこんなヤツと一緒にいられるよな」

はぁ!?中川はいくら花梨が好きで恥ずかしいからってその言い方はないでしょう!?

私が心の中で怒っていると、中川はそのままどこかへ行ってしまった。