キラキラピカピカ輝く、外国みたいな内装の部屋。


私はホテルの一室丸ごと移って来たんじゃないかって位豪華な、伊集院家の李子の自室にいた。


「え~~~~~!?Lie3人全員に、告白されたーーー!?」


背中まである長い髪を右耳の下で1つに結んでる李子が、紅茶やケーキが乗ったミニテーブルに両手をつきながら絶叫。


「ち、ちょっと李子!そんな大声出さないでよ!!」


私は慌てて持ってたフォークを置き、李子の口を塞ぐ。


李子が“分かった”と頭をコクコクしたのを見て、ようやく手を離した。


まったく!!この子は!!