「う…ん。ここは?」


ゆっくり目を開けると、真っ白な天井が見えた。


「い、痛い」


お腹に鈍い痛みが走る。


「亜美、気が付いたか?気分悪くない?」


「あ…、洸輝…」


心配そうに、あたしの手を握る洸輝が横にいた。

そしてその後ろには、美由が立っている。


でも、あたしからは目をそらしていた。