雪「ぶぃっくしっ」


今日の雪の朝はくしゃみで始まった


自分のくしゃみで目が覚めると雪は自分の布団が隅っこに蹴られている事に気づいた


雪「……起きるか」


雪は欠伸をすると、のろのろと起き上がり身じだくをする


そして熟睡中の土方に落書きをし、部屋を出ていった



雪は素振りをしようと道場に向かう時、炊事場を通り掛かると中には沖田と原田がいた


原「あっ、雪おはよー」


その時、偶然振り向いた原田に見つかった


雪「朝から食材に集ってんじゃねぇよ、蛆虫」


原「酷っ、朝から酷ッ!!」


沖「あ、雪。おはようございます、今日は早いですね?」



雪「ん。くしゃみで目が覚めたんだ。……お前が炊事係か…」


雪は眉間にしわをよせる


沖「そうですよ、私の特性お味噌汁です。今日はお砂糖を入れてみました♪」


雪「ふざけんなオイコラ、何で味噌汁を甘味化させてんだよ。お前のその料理のせいで毎回隊士達が腹痛に襲われてんだよ、悲痛な叫び声上げてんだよ、仕事になんねぇよ」



沖「酷い言い様ですね、アレは胃を強くするためにわざとやっているんです。言わば愛の鞭ですよ」