次の日…学校にて…

浩多郎は、美奈とは何度か言葉を交わしましたが…今まで交流が無かった浩多郎がいきなり名前呼びなど出来るハズもなく…

次の教科が自分の得意なパソコンの授業でも憂鬱で仕方ありませんでした…ι


一方…美奈は…


朝から挨拶や軽く会話はするものの…相変わらず浩多郎は簡単に答えを返すのみ…美奈の名前どころか、名字さえ口に出そうとはしませんでした…


「…ιそんなに名前を呼ぶのって難しいのかな?」


誰にでもフレンドリーに接してきた美奈には…呼び方で悩む浩多郎の気持ちは理解しがたいものがあるのかもしれませんね…