――――――プルルルルップルルルル






「んっ」


朝から規則的な音が空気を揺らした



プルルルピッ



「……はい、」


『あっ、俺俺!!葉瑞!!今起きた?』




電話は葉瑞からだった


たぶん今日のお披露目の事だろう


『昼の3時に倉庫に集合なんだけど…』



ちなみに今はAm9:00、まだあと6時間もある



「迎えはいい、自分のバイクで行く」


『おぅ!!じゃあ3時に』



―――



私は適当に返事をして、電話を切った