――静かな部屋。 部屋中に響くのは、あたしの喘ぎ声と、男の熱い吐息だけ。 「――…っ…んっ…」 「……なぁ」 眉間に皺を寄せ、乱れ狂うあたしを見下ろす男。 「な、に……?」 与え続けられる快楽にシーツを握り締めた。 見れば見るほど、極上のいい男。 どこまでセックスが上手くて、いい男なのかしら……。