ケータイ小説 野いちご

きみを借りてみた。

story/1
→そしてここから始まりそう。 な気がする。





先輩のことがあってちょっと複雑な気持ちを抱えたまま、あたしは学校をでた。

うん、正直気持ちに整理がつきません。
どうしよっか。
うん。










「ただいまぁー」

玄関に入ると、見るからに男性ものの靴が並んでいた。


お客さん?


うちのお母さんは数年前に離婚してて、あたしも一人っ子だから、男性ものの靴があるなんておかしい。

てかこの靴紳士物じゃん…
























――――――――――・・・




「唯歌、私再婚するかもしれない…。」



お母さんがこの前突然言ってきた言葉。
いやいやお母さん、あたし今夜ごはん食べながら彩音が今日おもしろかったって話してた真っ最中なんですけど。


「唯歌、どう思う?」


あたしはお母さんと仲がいいし、ショッピングも一緒に行くし、恋バナだってする仲。
本当にいいお母さんだと思うし、あたしも尊敬してる。
だからお母さんには幸せになってほしい。

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