ケータイ小説 野いちご

白いジャージ8~先生と熱い想い~

LOVE.1
ゆかりへの手紙




―ゆかりへの手紙―



「先生のスピーチ、最高!!」



依子が涙声でそう言った。




「俺達の時よりも真面目でしたね」


と龍が言う。






「二次会だったら、もっといろんな話ができたんだけど。披露宴だから・・・・・・何話していいかわかんなかったよ」





なんて言いながら、ビールを一気飲み。






二次会のスピーチは慣れてるんだって先生は言ってたよね。



披露宴は、親族もいるし、緊張するよね。





「やっと、落ち着いて食えるな」





先生はそう言って、運ばれてきた“鰆のソテーブロッコリーソース添え”を食べた。





「いや、まだ落ち着いていられませんよ」





ニヤリと笑った隆介。





「何だよ。まだ何かあるのか?」



「ふふふ。内緒っす」




意味深な笑みを浮かべた隆介の隣で、美亜もくすくすと笑う。




何だろう。







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