ケータイ小説 野いちご

白いジャージ8~先生と熱い想い~

LOVE.3
お隣さん




―お隣さん―




4月になった。



もうすぐ新学期。





先生は毎日仕事で遅くまで学校に行っていた。





会社には今年は新入社員は入ってこない。




そう言えば・・・・・・去年の新入社員が豪太だったんだよね。







「ピーンポーン」





会社から帰って夕食の準備をしていると玄関のチャイムが鳴った。





「は~い」





エプロン姿のまま出てみると、見知らぬ女性が立っていた。







「あの~、隣に引っ越してきた田辺と言います。これ、良かったら使ってください」






明るい感じの人で、笑顔がチャーミングだった。






「あ、ありがとうございます!今日引っ越しだったんですか?」




「そうなんです。昼間に来たんですけど、留守だったようで」






お隣さんは先月引っ越して、空き部屋は寂しいねって先生と話していたんだよね。





良かった。


良さそうな人で。






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