「……い。おい、どうかしたか?」


え…?あ!!


「ご、ごめんなさい!!あたし寝ちゃって…ってもう夜じゃんか!」


あちゃーと、落ち込むわたし

「佐々木さ、寝てるとき…泣いてたけどなんかあったのか?」


話ぐらいなら聞くぞ?

と、優しい目であたしに言ってくれた


その姿が彼と……廉と、被って見えた


「ううん、なんでもないよ!!ごめんね、びっくりしたよね!」


はは…、とごまかすあたしに、そっか。と言って帰る事になった。