ケータイ小説 野いちご

ハルマキ

はじめに
 きっかけ

 

 二人が出会ったきっかけは、やはり私でありました。


 私の製作途中で時雨さんが上の人に声を掛けられて、あーでもないこーでもないと悩み続けている雪紫さんの所にそれはそれは面倒臭そうに現れたのでした。


 まず、彼女が「煙草、止めていただけませんか」と顔も上げずにいいました。

 もちろん、社内は決められた場所では喫煙が可能でしたが彼女のいた場所は禁煙指定のされた場所でしたからニオイを感じた彼女は言ったのでしょう。


「……で? どこまで進んでるわけ」

 

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