今日はちょうど、北俣が夜の見回りに来る日だ。

丁度いい。


夜が来るのを静かに待とうじゃないか…

俺はまだ死にたくない。

だが体はダルい。

確実に死は近づいている。

着々と。




~夜~

夕飯も食べ終わり、時刻は、夜11時。

さぁ…

最高のセレモニーとでもいこう。

俺は、事をあざ笑うかのように、甲高く笑った…