ケータイ小説 野いちご

純情☆デビル

†第2章† 認めぬ存在
★少しの解放★ 《Side -Shizuku-》

「雫、昨日亜遊さんと何してたんだ?」


驚き・困惑・興味。


様々な感情が入り交じった顔のメルエフが、オレに聞いて来た。


「何もやってねぇよ」


本当の事を答える。


「えっ、ウソだ……」


「ハァ?」


「あ、ううん、そっか、分かった……」


オレの眉間のシワを見て、黙り込むメルエフ。


歩いてるオレの後ろに飛び上がり、深呼吸していた。


ナンパグループに絡まれていた豊平を教室から連れ出した日から、1日。


今オレは、メルエフと一緒に登校中。


今日は曇り空だが、オレ的にはこの位が丁度いい。

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