ケータイ小説 野いちご

KANZASHI

迷い

「ボーカルが辞めた時にね、
みんなで話し合ってん。
これからどうするかって・・・」


「・・・・・」


「もちろんプロを視野には入れてた。
でも正直、みんなそこまでの
思い入れもなかったし、
それに限界も知ってた・・・

みんなそれぞれの道があって、
これからはそっちに行こうって・・・」


「そんな・・・」


「みんなそれで納得してる。
だから最後にこんな最高な
ライブが出来てホンマによかった。
結衣、ありがとう・・・」


そう言って麻帆は微笑んだ。



麻帆・・・



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