それから10日が過ぎた。


絵里奈からの連絡はまだないみたい・・・


私たちは休みの日には
初音の家に集まって演奏をしながら
絵里奈からの連絡を待った。





「初音、絵里奈から連絡は?」


初音は首を横に振る。


「そうか・・・」



絵里奈・・・

私たち待ってるのに・・・



「って、ゆーかさ、
私たち、いい感じじゃない?」


麻帆が突然意味のわからないこと
言い出した。