ケータイ小説 野いちご

KANZASHI

絵里奈

「あれ? もう朝・・・?」


「ホンマやぁ・・・」


「えっ!? 私たち
どんだけ弾いてたの?」


「一晩?」


「マジで!?」


「ありえん・・・」


「ぷっ、はははっ・・・」


「はははっ!!」


「フフフッ」


私たちはなんだかおかしくて笑った。



この笑顔は昨日までのものとは違って、
心からの笑顔・・・

私たちは演奏することで
心が吹っ切れていた。




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