「全く、何をしておるのだ貴様は」

「仕方なかろう!あのシーザという生徒のホルモンの威力は半端ではないのだ」

「食感と濃厚さを楽しむ焼肉のメニューか。ホルモンではなくフェロモンだろうが」

「まさか横文字に疎い貴様にツッコまれるとは!屈辱だぞ夕城!」

「知るか」

シーザ達と別れ、ヤイノヤイノと騒ぎながら廊下を歩く龍娘と翡翠。

その姿を。

「あー…なかなかええなぁ、袴に日本刀…やっぱ和物萌えやわぁ」

ヘッドホンからシャカシャカ音漏れさせつつ、コーヒー牛乳を飲みながら見つめる女子生徒。

大阪弁の特徴詰め込みキャラ、琉である。