はるかは、さっそくテスト勉強を始めた。

でも習ってない所はわからない。

「お、勉強してるのか。珍しいな」

通りかかった駿にぃが聞いてきた。

「テストまで1週間だから。勉強教えてくれる人とか居ないの?」

「う~ん、院内学級とか行く?」

「なにそれ」

「退院した時、学校の勉強が遅れないように勉強教えてくれるとこ」

「行きたいんだけど」

「まだ熱下がってないからな…」

「じゃあ病室に来てもらうことできないの?」

「聞いてみるな」

「うん!」