はじめてこの作品をご覧くださった方々。

ずっとこの作品を本棚に入れ続けてくださっておられた方々。

ここまでお付き合いくださったこと、とても嬉しく思います。

ありがとうございました。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この作品は約2年前に更新していたものでした。

突然、子供が登場する話を書きたくなり、手がけたのですが、その時はまだまだ未熟で、ストーリーがある程度まで書けると同時にそれ以上の展開が書けずにおりました。


当時、今よりもまだ文章能力が追いついていない時でも、このブックは私が書き上げた中のブックよりも読者様がたくさんいらっしゃいまして、40名さまを超えたのを覚えております。


そんな中、このまま公開していたとしてもいつ書き終わるかわからない。

永遠に更新もできないかもしれない。

こんなにたくさんの方々をお待たせしてもしょうがない。

そう思い、一度非公開にしておりました。


ですが、2014年3月14日。

ちょうどホワイトデー(バレンタインチョコレートのお返しの日)ですね(笑)。

ひょんなことからこの作品の続きが書けるかもしれない。

そう思い直し、ブックを読み返したことがはじまりでした。


読み返すと、それはもう、このブックを公開した2年前の言葉数があまりにも少ないものでした。

お腹に子供を宿した美樹の感情はもっと膨大で、もっと複雑なのではないか。

潤はもっと母性あふれる力強い男性なんじゃないか。

祈はもっと無邪気なレディーだ(笑)。

そう思ったんです。