ケータイ小説 野いちご

ヴァンパイアと私と血液と

ブラッド3




「恋………斗っ」


「動くなよ」


「だって……痛い痛い痛い!」


「黙れって!吸えねぇ」



何故か血を吸われることが日課になりつつ



今日も吸われていた



んだけど




「もう少し優しく出来ないの?」



痛みには慣れない



「遅刻するからもうやめてよ」


「俺といれば怒られない」


「そういう問題じゃない」


普通の生活がしたいのに



恋斗を置いて1人で寮を飛び出した



これが間違いだと気が付くのに時間はかからなかった













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