ケータイ小説 野いちご

恋愛相談は校舎裏で

*第一章*
黒猫と雪女

「…で、その子超鈍感なんだよ、雪乃ちゃん。」


「…アピールすればいいじゃないですか、夏輝先輩。」



今は放課後の恋愛ご相談タイムの真っ最中。


季節は過ぎに過ぎて、すでに秋。


なんでも、先輩は春に恋をして、

相手の名前を知り、

相手にも自分を名前で呼んでもらうことに成功したらしい。



それからは話しかけたりで猛アピールしているのに一向に気づいてもらえないとかなんとか。


……残念だなぁ、先輩。



< 18/ 437 >