いつの間にか寝てたみたい。 一弥はキッチンでコーヒーを飲んでる。 「おはよ、美麗。」 「…おはよ。」 今日もまた、学校。 「じゃあ俺もう行くから。」 「今日は早いんだね。」 時刻はまだ、7時。 このアパートから学校までは車で20分かかるかかからないかくらい。 一弥は車、あたしは基本バスで登校してる。