ケータイ小説 野いちご

ここにある

最終章
帰るべき場所

団地の敷地内に着くと、公園の時計が零時を回ろうとしていた。

静かだった鼓動が、少しだけ早くなった。


公園を過ぎ、西A棟の駐輪場に近づくと

冷えきった体がだんだん熱くなり、体内をめぐる血液があふれるくらいの勢いを増した。



帰ってきたんだ……



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