ケータイ小説 野いちご

ここにある

第一章
いつわりの旅立ち

夕方、駅の構内。


あたしは、待合室から見える電工の時刻表をうきうきしながら、眺めている。

オレンジ色のデジタル文字が点滅したり流れたり。

楽しい。

これから自分の行くべき場所へ向かうのだから、なおさらだ。

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