そのある人は、私の父、


私を地味子にした張本人でもある。



父「もっしもーし♪」


音符マークがつきそうな感じに言った


父←てか、ついた



春「ごめーん、糞親父ー…


正体ばれたかもー?」



しばしの沈黙…


意味が理解できなかったようだ、



数分後、やっと理解したかのように、



今度は怒鳴りだした



父「なにさらっといってんのぉぉおおお!?


しかも、実の父を『糞親父』って読んだよねぇ!?」



春「『糞親父』ってところはどうでもいいんだよ…」



父「あ…否定はしないんだ…」



少し落ち込みぎみに聞こえるその声は、



きっと気のせいでは、ないだろう。



春「ねぇ、もうばらしちゃダメー?」



父「ダーメ♪」


は?死ねよ。


春「死ね。いつまで、ばれなきゃいいー?」


父「んー…一年後ー♪」


いや、一年後って、もう私卒業してるじゃん!!


(春は二年生です  by作者)


春「もう少し短くしてくれない?」



父「んー、じゃあ、明日ー」



…早っ!!!!


差が、ありすぎだろ!!


嬉しいけどさ!!←


春「了解ー   プー…プー…」



親父の返事を聞かず、そのまま電話を切った、