がたんごとんとゆう心地の良い揺れに揺られるがままに揺られ、気づけば…列車は最終地点である駅に着いたようだ。 義父さんから脱け出して、赴くがままに列車に飛び込みここまで来たものの…ここはどこだろうか? 本当にこっちでよかったのだろうか…? ―…かと言って、私が目指している場所などないのだけれど。