「──もう、確実嫌われちゃった…。……どうしてもあんな悲しそうな結斗と結ばれたくなかった…」



「…そっか。ウチは、苺花に何とも言えるわけじゃないから…思いっきり泣いていいよ」



「うん…!」




ひなの優しさに、とても救われる…。




何時間も泣いて、次の日が日曜日だからか、ひなも私がねるまで付き合ってくれた。