ケータイ小説 野いちご

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昼休みは図書室へ 【完】

揺れるキモチ
橘のキモチ

【松村結斗side】       そっか…



大陽が橘と…



次会った時に、おめでとうって素直に言えっかな…


あんなに顔を真っ赤にさせて。



……やっぱ、悲しいかも。

好きな人が、目の前で告白されてんのを見たら。



…もし大陽と橘が付き合うことになったら、勉強を教わることもなくなるよな。


「結斗!!」


振り返ったさきに、大陽。

何やってんだよ、彼女を残して。



「お前、花音と付き合ってんの…!?」


は…?

なんで今その話なわけ?



「まぁ。なんで?」



「花音に恋愛感情なんて持ったことねぇくせに!!」


「は…?」


なにコイツ。意味わかんねぇ。


「花音を苦しめることになんだぞ!?そして橘も!!」



今、なんて言った…?

橘?


なんで橘が出てくんの?



「橘はな、お前が好きなんだよ!あ…ヤベ、言っちゃった…」


お前のトンチンカンなとこ、たまに尊敬する。


それよりも。


橘が、
俺のこと?


「またいつもの冗談?」

「冗談…あ、うん、そう、冗談だよ?冗談!」


いや…絶対冗談じゃねぇよな。



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