大学生になって、2カ月くらい過ぎた。 今日は、講義が早く終わる日だから、久しぶりのデート。 「もしもし」 『着いた?』 「うん。見えてるよ」 電話で声を聞いて、 結斗のところまで走っていった。 「待たせてごめんね?」 「大丈夫。行くぞ」 「うん!」