ー遊星ー

最近キキが変だ。


俺にあんまり近づかねぇ。


熱があった事も言わなかったし…



なんなんだよ…


ムカツク。



「キキ、ちょっと来い。」


「はい。何のご用で?」


目合わせねえし。



「お前変だぞ。」



「遊星アレルギーなんだよ…」



はあ??



遊星アレルギーって…



「俺はいつから病気の種類になったんだよ…」



「と、言うわけで今日から部屋別々で。」



「ベッドねぇじゃん。」



「自分の金で買った。
最近使って無かったから。」


思春期か?


反抗期か?


いやコイツすでに反抗期だ。


いつの間にかセッティングしてあったベッド。


この部屋使ってねえから
別にいいけど…



いきなりどうしたんだよ…


「用があるならノックしてね。じゃさいなら~」



そう言って部屋に閉じこもった。



急にできたキキの部屋。


荷物も移動してあるし…


関係者以外進入禁止!!



看板なんてドアにかけて…



どうしちまった?