学校に通って数週間。


なんだかんだユメノと一緒にいる。



あとちょっとで夏休み。


「ユメノ~今日カラオケ行こ。」



「キキから誘うなんて珍しい~。嬉しいじゃん~」



「だって、遊星帰ってくるの遅いし。どーせ女の子と遊んでんだろーし、たまにはいいじゃん?」



「もしかして遊星さんに妬きもち?」



「は!?馬鹿じゃないの?ないから。」



ムカムカするだけ。
自分ばっかり…



「愛斗~今日はユメノと遊びにいく~」



「どこ!?」



「カラオケ~。だから由良の迎えはいらな~い。愛斗も先に帰っていいよ~。」



「ダメ、俺も行く。」



「なんでよ~。」



「チビ~俺も混ぜろ…」

「陸!?来なよ!」



ユメノの目がキラキラしてる。



「組長には連絡しとけよ?」



「へぃへぃ~」