・雅也side・
星羅…

俺は
星羅の事を
気にしながらも
騒がしい奴等に
一喝入れる。

「てめえら静かにしろ。」

俺が
少し殺気を
出しながら言えば
一瞬で
静かになる教室。

そして
最後に
一発釘を刺す。

「今、起こった事は
忘れろ。
誰かに話したり
メール送ったりして見ろ
最後は
命が無くなると思え。
俺と朔人は
星羅のためなら
何だってする。
それが例え
人殺し…でもな。」

そう言って
俺は
理事長室に
行くため
教室を出た。

人殺し…。

さっき
言った事は
全部本当の事だ。

俺と朔人は
星羅のためなら…

星羅を助けるためなら…

命をかける。

人殺しだってする。

これは
あの日に
誓ったんだ。

もお二度と
あんな
星羅を見たくない。

だから
あの日に
俺達は誓った。

星羅を
守るためなら
何だってすると。

そう
何だってする。

これは
俺達の誓い。

俺達
《麗龍》は
何があっても
何をしてでも
星羅を守ると。

星羅のためなら
何だってすると。

それが
あの日誓った
俺達《麗龍》の
“誓い”