僕たちはとりあえずクラスで怪盗Xについてさりげなく聞いてみることにした
高木さんが話を聞いているのは三島さん。
このクラスのリーダー?的な女子
何気ない世間話から始めてた
本題に入る
「そういえば、しばらく怪盗X見ないね?」
そう、最近怪盗Xの出現率は低くなっていた。それだけに今さら手紙が来たことには驚いたが
「そうだね、やってるヤツがつまんなくなってやめたんじゃね?(笑)」
「つまんなく……まああるかもね。でも怪盗Xってどんな人なのかな?」
「ウチは知らないな。愉快犯ってやつじゃね?」
「まあそうだよね」
高木さんは適当に話をやめて切り上げた。
三島さんなら何か知っているかと期待したが、特に何も知らなそうだったから