俺は小さい頃から父親の手伝いをしていた。
弟も幼馴染も同じように手伝っていた。
ある時、父親が・・・

「やっと・・・やっと完成したぞ!!」

「お父さん!何が出来たの?」

「僕が先!!」

「順番!!」

「フフフ・・・それは秘密だ、今日も手伝ってくれるかい?」

「うん!!手伝う!」

「僕も!!」

「良い子だ」

俺はこの日の事を凄く後悔している。
どうして・・・手伝うなんて言ってしまったんだろう
そして、その日を境に父親の姿を見ていない・・・消えたらしい
俺達はこんなものを残して・・・