―春の星空―



春の星空で最も目立つのは北斗七星。


秋から冬の間は地平線近くの低空に見えていた北斗七星は、春になると北の空高く昇って輝く。


他にも、うしかい座、おとめ座、しし座など、1等星をもつ星座がある。


北斗七星から春の大曲線のライン上に、うしかい座の1等星アルクトゥルスや、おとめ座のスピカが輝く。


アルクトゥルス、スピカ、しし座のしっぽ部分のデネボラで出来る三角形が春の大三角。


北の空から南の空に連なるように春の大曲線と春の大三角が見られる。


南の空高く、うしかい座のアルクトゥルス。


おとめ座のスピカ。


しし座のレグルスとデネボラ。


それらの明るい星が輝いている。


地平線近くには、春の短期間しか見られないケンタウルス座が姿を現している。


西の空には、まだ冬の星座たちが残っている。




―資料―
小学館の図鑑 NEO
星と星座