「胡桃ー帰るよっ」




肩にカバンをかけてあたしを待っている美麗。


急がなきゃ!!



「わぁっ!?」

いきなり体勢が崩れた。


…と思ったら。

床スレスレのところで体が止まった



「大丈夫?」




いきなり上から声がした。



見てみると…




スラッとした身長に整った顔立ち。



あっ!この人が転びそーになった私を助けてくれたんだ…




「うん。大丈夫。ありがとね!」



そー言って美麗の方に急いで行った…