その後私達はまた部屋に戻った。

「まず自己紹介をしようか。
壬生浪士組近藤勇だ。」

「俺は副長の土方歳三だ。
局長はあと二人いるがな。」

知ってますよ~。
写真も有名ですから。

あとふたりは芹沢に新見か。

「私は副長の山南敬助です。」

仏の山南さん。

「僕は一番隊組長沖田総司です。
お兄さんと同じように総司で構いませんよ。
なんなら敬語もね。」

「ありがとう!」

総司を沖田さんって呼ぶの苦手だったの気づいてくれたのかな?
他の二人も。


「二番隊組長永倉新八!
俺もお兄ちゃんでいいぜ~!
もちろん敬語はいらん。」

「なんか変態くせぇぞ…」

と原田さん。

「じゃあ新八さんでいい?」

「もちろん!」

幕末の時代にお兄ちゃんが2人できました。