ケータイ小説 野いちご

純恋〜スミレ〜【完】

プロローグ


もしも、今日で全てが終わるとしたら


今すぐにあなたをギュッと抱きしめて、キスをして、頬に触れて。


あなたに気持ちのすべてを伝えるだろう。




『永遠に愛し続けます』と。




今、この瞬間は二度と訪れない。


過去に戻ることも出来ないし、これから先の未来がどこまで続くのかも分からない。


明日は誰にも約束されてなどいないから。


だからこそ、


上手じゃなくてもいいんだ。


一歩ずつ、あたしらしく歩いて行こう。


あたしのペースで。


今、


この瞬間を大切に……――。






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