ケータイ小説 野いちご

天神学園高等部の奇怪な面々Ⅷ

村中 八鶴は論客

車輪の軋む音を立てて、生徒達を乗せた飛行機は滑走路に着陸する。

ムカッチャスチャラカ空港到着。

タラップが連結され、生徒達は飛行機を降りていく。

「うわ!すんごいいい天気!南国丸出しだね!」

空港の窓から見える景色に、チカが声を上げる。

「海あるのかな、海!マリンスポーツしたい!」

流石はスポーツ好きの雛菊、観光よりも先に体を動かしたいらしい。

「それだけ小麦色の肌だもんね。雛菊ちゃん年がら年中外でスポーツしてそうだよね」

真菜の言葉に。

「うん、全身真っ黒だよ、ほら」

空港のど真ん中、一般客もいる場所で平気で制服のスカートを捲って見せる雛菊。

「ほら、足の付け根まで小麦色~♪」

「わーっ!わーっ!」

八鶴が慌てて遮り。

「雛菊さん」

月が怒りのオーラを発散させた。

「貴女は露出狂ですか…!」


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