ケータイ小説 野いちご

天神学園高等部の奇怪な面々Ⅷ

修学旅行は家に帰るまでが修学旅行

チカが引き起こした暴風雨も数時間後にはおさまった。

欠航が相次いでいた空港の空の便もようやく通常運航に戻り、長いようで短くてやたらと騒々しかった天神学園修学旅行も終わりを告げる。

「今更ですが忘れ物はありませんか?」

飛行機に乗り込んで、月が生徒達に告げる。

「今なら何とか間に合いますよ?早めに仰って下されば、後程忘れ物を送っていただく事も出来ます。送料は個人負担になりますが」

流石生徒会長、しっかりしている。


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