ケータイ小説 野いちご

天神学園高等部の奇怪な面々Ⅷ

薙沢 秋帆の転校生お近づき計画

真菜の悪戯も、被害者は秋帆だけだったという事でお咎めなし(ヲイ)。

班のメンバーはこれから予定通りビーチへと向かう。

ムカッチャパピリアは世界中の富豪がバカンスに訪れるような土地である為、ビーチも風光明媚として知られる。

そんじょそこらの海水浴場とは訳が違うのだ。

「すごいよねぇ、修学旅行で富豪がバカンスに来るようなビーチに来れるなんて。リッチな気分になるよねぇ」

余程嬉しいのか、雛菊が浮き足立っている。

「海で泳ぐの久し振り。甃と一緒に泳ぐ」

出麼が言う。

というか、富豪がバカンスに訪れるようなビーチで、大蛇を泳がせてもいいものかどうか。

「イリアさん、あのスペシャルハレンチと野生児は要注意です。騒ぎを起こすようなら武力を以ってしてでも止めて下さい」

「かしこまりました、月様」

月とイリアがヒソヒソと話していた。


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