「美姫お前には、黒薔薇高校に行ってもらう事にした。」




ガタッッ





お父さんの急な言葉に、あたしは持っていた茶碗を落としそうになった。





「え…お父さん何言って…」




動揺しているあたしを無視してお父さんは、平然とニコニコしている。






「ある事情で、美姫にはあそこに行ってもらわなきゃいけないんだ。もちろん、もう手続きはしてあるぞ!安心しろな!」






「いや、そんな急に言われても…ねぇ…」





なんて、勝手な野郎なの!?




娘の気持ちは無視かい!!







「ヤダヤダヤダ!!!あんなとこ行きたくない!!」





だってあそこは……

















………モンスター学校だから!!!