――彼との出会いなんて想像したことはなかった――



人は何千人、何億人とやらいる。
そんななか運命かのように君に出会った、
初めはタイプでもなんでもなかった。

中学一年生のときは、特に何事もなくおえた。
部活でもいい背番号をもらえたし
クラスでも仲のいい友達がたくさんできた。
だが勉強は、学年で最後の方と思ってもらっても
いいだろうとゆうぐらい馬鹿だ。

なかなかいいクラス。
クラス替えなんかしたくない。
皆と離れたくない。

そんな思いでスクバを背負い
玄関を開け、歩き始めた。