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「マジで!?…マジで結城柊をレンタルしたの?」

―――次の日の朝。

由依と光太に昨日のいきさつを説明する。

駅から学校までの道のりは昨日までと何ひとつ変わらない。

朝の光の中を群れた魚の様に沢山の生徒達が同じ方向に向かって同じ服装で歩いている。

だけど、私は違う。

これから私がしようとしている事はきっと誰からも理解してもらえないだろうし、私自身も信じられない気持ちしかない。